妊婦さんと歯のお話
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| ☆妊娠中にむし歯になりやすいのは、お口の中が酸性になるから・・・ |
昔から『一子産むと一歯失う』と言われていますが、これについてお話しましょう。
赤ちゃんに栄養(カルシウム)を取られてしまうからと思われていることが多いようですが実は原因は
赤ちゃんではないのです。まず妊娠中は通常より食事の回数が増え、口内が酸性の状態になり、
むし歯が出来やすい環境にあること、つわりのせいで歯ブラシがしずらくプラークが溜まってしまう
ことなどがあげられます。他にも女性ホルモンの影響でお口の中にトラブルが起こりやすい状態に
なります。食べたら磨くを習慣づけましょう。つわりで歯ブラシがつらい時は、うがいを励行するのも
一つです。そのほかフッ素やキシリトールなどを利用して歯を強化し、ミュータンス菌を減らしたり、
唾液が中性になるようにコントロールしましょう。また、妊娠がわかったら、できるだけ早めに歯の健
康診断を受けましょう。妊娠中にむし歯などになったら、安定期になれば治療できる場合もあるので、
歯科医師と相談のうえ治療を終わらせましょう。 |
歯の一生を決める歯胚

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| ☆赤ちゃんの歯はお母さんのお腹の中で作られます |
赤ちゃんが誕生して6ヶ月頃になると最初の歯がはえてきますね。
この赤ちゃんの歯はお母さんのお腹にいるときから作られます。歯肉の中で歯の芽となる歯胚と
よばれる細胞が成長し歯となるのです。歯胚は少しずつ硬くなり、はえる準備をします。乳歯の歯胚
は妊娠7週目〜18週目にできます。また永久歯の歯胚の一部も乳歯の歯胚の下で妊娠5ヶ月頃から
成長を始めます。こうして赤ちゃんが誕生する頃には、歯肉の中に完成した形で乳歯は存在していま
す。歯胚は歯の数などを決める大切な細胞で、お母さんのお腹の中にいる時の栄養に左右されます。
歯胚が石灰化する時期に、お母さんの体調が悪かったり、栄養が取れていないと、きちんとエナメル質
が作られないことがあるので、バランスよく食事をとることが大切です。日頃から栄養を取り、健康であ
れば、過剰に心配する必要はありません。妊娠初期は赤ちゃんの歯にとって大事な時期ではあります
が、つわりで食欲が減ります。無理に食事をとりストレスを感じては逆効果です。調理の方法を工夫し
て食べられる時に栄養をとるようにしましょう。 |
強い歯を作る栄養素
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| ☆カルシウムだけでなく、その他の栄養素もバランスよく取ることが大切です |
| タンパク質 |
歯胚をつくる大切な栄養素です。 |
豆腐/魚/牛乳/卵/納豆など |
| ビタミンA・C |
エナメル質・象牙質をつくります。 |
ニンジン/ほうれん草/さつまいもなど |
| カルシウム・リン |
カルシウムやリン、マグネシウムといった
無機質は歯胚を石灰化させる材料になり
ます。 |
チーズ/小魚/牛乳/卵など |
| ビタミンE |
カルシウムとリンの吸収を助ける役目と
なります。 |
バター/牛乳/など卵 |
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